元証券マンアラサー女子の投資日記

※このブログは、元証券会社営業だったアラサー女子が自分の経験をもとに、「世の中の人にもっと投資のことをよく知って欲しい」という思いで書いています。あくまで自分の考え方を記したものであり、特定の商品などを推奨するものではありませんので、投資を行う場合はあくまで自己責任でお願いします。

金融市場の大原則

投資初心者向け

 

【株式市場の基本のキホン】

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金融市場の大原則

 

金融市場の大大大原則は「需要と供給の関係」で成り立っているということ。
●その株を欲しい人が多い=需要がある(人気がある)=株価が上がる
●なぜその株を欲しい人が増えたか?→今後その企業が良くなると考えたから
●逆に業績が不調になると予想が出れば、さっさと売ってしまおうという人が増え、需要が減るので株価がどんどん下がってしまう

なので、株を選ぶときの基本は「業績が良くなりそうな企業の株」を選ぶことが大前提。証券会社の人はその「良くなりそうなポイント」を世の中のニーズや世界情勢から考えて、お客さんに株を提案する、ということですね〜。
もちろん証券会社の人間も「下がる」と思ってお客さんに提案することはないですが、まぁ100発100中当たるってことはまずないので。最終的には自分でしっかり判断しなきゃいけないですね。

 

【株価爆上がりの例】

①その会社に追い風となるニュースなどがあった時

証券マン時代、その日のストップ高銘柄(東証では1日の上下の幅が決められてる。目安は±20%)を調べていたところ面白い銘柄があがっていました。それは、地方のカー用品の小売り企業。その日は似たような会社の株が2、3ストップ高でした。
そこでニュースを確認していてわかったのが、前日の夕方に東京都がブレーキの踏み間違い防止用の機器取り付けに補助金を出す、と発表していたことでした。
2019年の4月に池袋で高齢ドライバーによる悲惨な事故がありました。その後も似たような事故がニュースでよく取り上げられてましたよね。その結果を受けて、東京都が対応に乗り出した、ということです。

つまり、補助金制度発表により、ブレーキ踏み間違い対策やドライブレコーダーの設置など自動車関連商品がたくさん売れるんじゃないか ▶︎ 取り扱っている会社は業績がめちゃくちゃよくなるだろう! ▶︎ 今のうちに株買っておけ〜
ということで、その報道が出た次の日にストップ高になった、ってことですね。わかりやすい(笑)

 

②企業の業績がめちゃくちゃ良かった時

基本的には「予想よりも業績がものすごくよかった」「来期の業績予想が期待していたよりもものすごくいい」時に株価がすごく上がることがあります。
ここでポイントになるのが「予想よりも」「ものすごくいい」でなければなかなか上がらない、ということ。「普通に」「いい」だと逆に株価は下がったりします。あとは、今期の結果は良くない前提で、来期以降かなり改善の見通しが立っているような場合も株価が上がりやすくなります。 

 

【二つの例からわかること】

結局株価ってどうやって上下するの?ってことなんですが、「人の感情」で動いてるってことですよね。ニュースが出て、「この会社上がりそう!」と思って株を買う。これはあくまで「上がりそう」という人の感情。本当にその会社の業績がよくなるかはわからない。業績に関してもそう。

 

「爆上がり」となると基本はこの2つでしょうか。
これを見極めて買うのがまたむずかしんですよね、、、笑

なので、私の基本方針としては、日本株ではなく、米国株orインデックス型の投資信託で考えています。そのざっくりした考え方はここに書いてます。また後々詳しく書きたいなぁ。

 

 20190924

ナン

 

 

 

ナン:平成元年生まれ現在30歳。
2011年3月 大学卒業→家庭の事情もあり内定を辞退し、実家に戻って再度就活。
2011年6月 地元の中堅学習塾に正社員として就職、高校生を担当。
2016年4月 転職。某独立系証券会社の支店に営業社員に。
2019年8月 退職。現在無職。

 生まれた年にバブル崩壊、就職活動開始直前にリーマンショック、いざ就職というときに東日本大震災…などなど不遇の世代です。

 

※このブログは、元証券会社営業だったアラサー女子が自分の経験をもとに、「世の中の人にもっと投資のことをよく知って欲しい」という思いで書いています。あくまで自分の考え方を記したものであり、特定の商品などを推奨したり、将来の投資成果を保証するものではありませんので、投資を行う場合はあくまで自己責任でお願いします。 

 

 

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